けど、何からはじめればいいかわからない。
という方も多いはず。
今回は、初心者が自宅でラテアートをマスターする方法について解説していきたいと思います。
ラテアートマスターステップ1:機材を揃える
最初何を買えばいいのかわからないと思いますので、初心者であればという目線で選んでみたいと思います。
最低限以下を購入しましょう。
エスプレッソマシン
タンパー
ミルクピッチャー
カップ
この4つがあれば最低限の練習ができます。
エスプレッソマシン
エスプレッソマシンの種類は豊富です!!!!(めちゃ迷います)
エスプレッソマシンは、業務用と家庭用で大きく2つに分かれ、
家庭用の中にも、全自動タイプ、セミオートタイプ、カプセルタイプ、手動タイプがあります。
ラテアートをしたい人は家庭用のセミオートタイプ を購入しましょう。デロンギは価格的にもおすすめです。
※全自動タイプは、抽出が楽ですがクレマ(表面の泡)がホントに出にくいです。ラテアートという面では扱いづらい。
デディカ アルテ(EC885J)、アイコナ(ECO310B)、スティローザ(EC235J)あたりが良いです。
アルテ は2023年に発売した新型モデルでミルクのスチームノズルが長くなってさらにパワーアップしているモデル。デザイン性が高いのが好印象。アイコナ はクレマ増幅弁が付いていないので、将来的にエスプレッソへのこだわりが強くなりそうな人におすすめです。スティローザ は価格が安いので、コスバで考えたら最強モデルかと思います。
タンパー
タンパーは、コーヒーの粉に圧力をかけて水平に押し固める(タンピング)ために使用します。
プラスチック製のものではなく、ある程度重みのあるステンレス製のタンパーがおすすめ。
ステンレス製であれば大差はないので、価格とデザインで選びましょう。
ミルクピッチャー
ミルクピッチャーでラテアートの描きやすさが相当変わります。
ここは絶対にケチらずに、良いものを買うことをおすすめします。
定番としては、
WPMのシャープスパウト
Revolutionの ザ クラシック ラテアートピッチャー
大きすぎるものはNGで、12oz(360ml)~15oz(450ml)あたりのサイズ感が使いやすいです。
カップ
6oz~8ozほどのカップを買いましょう。(10~12ozはデカすぎ)
ラテ用カップとしてはOrigamiが値段も手頃でおすすめです。
練習用に2つ以上あるといいですね。
ラテアートマスターステップ2:1日4杯は作ってみる
最初はマシンの操作もおぼつかないと思いますので、杯数を多く作って扱いに慣れていくことからです。友人を呼んで振る舞うと練習回数が増えていいです(みんな喜んでくれるのでテンションも上がります)。
50杯ぐらい作っていくと、なんとなく感覚が掴めていくかと思います。
まずは、カフェラテを入れるのが楽しい!!!っていう状態になると上達が早まります。
作る際のポイントを軽く説明します。
ミルク量はケチらない
6ozのカップであれば、160ml、8ozのカップであれば200mlのミルクをスチームしましょう。
これ結構大事で、僕も最初6ozのカップに対して120mlとかでやってたんですけど、なかなかうまくできませんでした。無理やりスチームでかさ増ししてしまうので、フォーム量が増えるのが原因。ミルク量はケチらない!結構大事です。
深煎りの豆かつ焙煎2週間以内の豆
ラテアートに必須となるクレマを発生させるには、炭酸ガスが豆に含まれている必要があります。つまり炭酸ガスが豊富に含まれる新鮮な豆を使うのが大事(新鮮なほど美味しいかというとそれは別の話ですが)。厚みがある濃厚なクレマを作るために焙煎2週間以内の豆を使いましょう。
また、浅煎りの豆より深煎りの豆の方がラテアートの絵が浮かび上がりやすいので、練習には深煎りを。
まずはカルディで買えば間違いないです。
ラテアートマスターステップ3:成功イメージを頭に刷り込む
プロの技をYouTubeで見まくるのがおすすめです。YouTubeで「ラテアート」と検索すれば山のように動画が出てくるのでイメージトレーニングをしましょう。
動画を見ながら手を一緒に動かすとタイミングとかが掴めてきます。その際、ミルクを注ぐ量、タイミング、ピッチャーとカップの角度にも注目してみてください。
この本は、ラテアートの動きを丁寧に解説しているのでかなりおすすめ。一冊あるといいかも。
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ラテアートマスターステップ4:毎日水練習5分を継続
ミルクがもったいないので、水を使って練習しましょう。
ピッチャーを自由に扱えるようになれば、ラテアートは一気に上達します。
キッチンにボウルを置いて、ピッチャーから水を流す練習を繰り返します(お風呂とかでもいいです)。振り方等はYouTubeに解説動画がいっぱいあるのでそっちを見てみるといいでしょう。
ラテアートマスターステップ5:ひとつずつ順番にマスターする
リーフがやりたい、レイヤーハートがやりたい!などあるかもしれませんが、基本のハートからマスターしていきましょう。
ハートって簡単そうに見えて案外難しいんですよ。これが8割ぐらいの成功度になってから次のステップに進みましょう。
ハート→チューリップ→レイヤーハート→リーフの順番がおすすめ。
最後に
私のラテアートをいくつか紹介します。完全独学ですが、半年でこの程度まではいけます。まだまだ道なかばですが…。(プロの技を見ると自分との違いに凹みます)
ぜひ皆さんもいっぱい練習してラテアートマスターしちゃいましょう。